咲水(さくすい)スキンケア、スイゼンジノリを使う化粧品、リバテープ製薬から

 熊本県にあるリバテープ製薬くまモンのフェイスマスクを販売しているのですが、今回の熊本地震(2016年4月14日、16日)で被害がなかったか心配していました。


 ホームページを見たところ、幸いにも、リバテープ製薬の本社・工場での被害は軽微で、商品への被害は発生しておらず、流通事情によって、商品の発送に2~3日の遅れが発生している状況だとのこと。
 ホームページには、被災された方々へのお見舞いメッセージと、得意先や皆さまから心配や連絡をいただいたことを心から感謝する旨が掲載されていました。

 

 この会社はもともと救急絆創膏(ばんそうこう)の開発に成功し、「リバテープ」という商品名で製造販売を開始した歴史のある会社です。このことから、九州では、絆創膏のことを今でも「リバテープ」と呼ぶのだそうです。その後、同社は、企業や医療関係向けに、大型絆創膏や消毒剤を販売する他、家庭向けに、スキンケアやヘアケア・ボディケア商品なども開発し、販売してきています。

 リバテープ製薬はスキンケア化粧品の開発にあたって、「スイゼンジノリ(水前寺海苔))」という川のりに注目。透き通った緑色とぷるんとした舌触りで、かつては将軍家に献上されたという高級食材ですが、今では福岡県朝倉市にしか自生していません。このスイゼンジノリに、あのヒアルロン酸をしのぐ保湿性に優れた成分「サクラン」が含まれていることがわかり、リバテープ製薬は、これを配合した化粧品「咲水(さくすい)」シリーズを販売しています。

 このスイゼンジノリは、NHKのあさイチでも放送されました。

ヒアルロン酸もびっくり!スイゼンジノリ 2016|NHK あさイチ

川茸(学名スイゼンジノリ)元祖 遠藤金川堂

 リバテープ製薬は、この「咲水(さくすい)」のスキンケアローションに、熊本・白水の天然水を使用し、熊本色を打ち出すことで他商品との差別化を実現し、「2012年度熊本市ものづくり大賞」「2013年度熊本県工業大賞」を受賞しています。 


 

 咲水シリーズには、スキンケアローションの他、洗顔料、ジェル、スキンケアフェイスマスク、スキンケアUV、スキンケア乳液など5アイテムを取り揃え、販売網は国内のみならず海外にも広がりつつあるとのこと。
 特に、中国・東南アジア・中近東への輸出や、海外の商品展覧会に出品するなど、新規顧客の獲得にも積極的とのことです。

 それぞれの使い方は以下の通りです。

STEP1.「咲水スキンケア洗顔料」潤しながら”洗う”


 お肌に必要なものは残し、不要な汚れは洗い流す、選択洗浄ができるアミノ酸系洗顔料。保湿成分のシロキクラゲエキスも配合し、“きめ細やかなやさしい泡”と“洗浄後の保湿感”を実現しました。

STEP2.「咲水スキンケアローション」シンプル処方なのに、しっかり“潤す”


 熊本発の自然派化粧水。乾燥や紫外線でダメージを受けたお肌に、負担をかけることなく、潤いを与えるシンプル処方です。毎日のお手入れで、お肌に潤いのご褒美を。

STEP3.「咲水スキンケアジェル」お肌をうるおいベールで“保護”

 

 4つのセラミドでお肌のバリア機能を強化。ビタミンC誘導体でメラニン抑制が期待できます。注目成分のスイゼンジノリ多糖体がお肌に潤いを与え、乾燥からあなたの肌を守り、肌理を整えます。

または、

STEP3.「咲水スキンケア乳液」植物由来のオイルで、なめらか“保湿”


 しっとりタイプの保湿乳液です。ジェルのさっぱり感では物足りないと思われる方におススメ。保湿オイルには、植物由来のスクワラン、話題のアルガンオイルなどを使用。乳化剤も植物由来のもののみという、自然派乳液です。

 定期コースだとさらにお得とのこと。

 また、お得なお試しセットも発売されています。 


 

 ほかにも、馬油を使ったシャンプーなども発売しており、注目しています。

 

 地震も早く収まって、前進して欲しいです。

 今後も、リバテープ製薬は注目していきます。

 

 

毛利名人